算額(さんがく)とは、江戸時代の日本で、額や絵馬に数学の問題や解法を記して、 神社や仏閣に奉納された額の事です。当寺の本尊である虚空蔵菩薩が 智恵や知識、記憶といった面での利益をもたらす菩薩として信仰されていた影響でしょうか.....、 当寺には2つの算額があり、いずれも奈良市指定有形民俗文化財に指定されています。

算額の場所
 参拝に来られた方に算額がどこにあるか聞かれる事があります。 一つは本堂の正面にあります。 もう一つは少しわかりにくい場所ですが、本堂の正面左の裏側にあります(ちょうど虎の額が飾ってある場所の反対側です)。 場所がわからなければ、お気軽に声をおかけください。

算額(奥田政八奉納) 算額(奥田政八奉納)の向かいにある虎の絵
SCIENTIFIC AMERICAN ( 日経サイエンス)に掲載されました 算額(石田算楽軒奉納)

 ※ 算額の問題は、本堂前のパンフレットに記載しておりますので、お越しの際は、ご覧ください