虚空蔵山は古墳の形
 北側から虚空蔵山を見ると前方後円墳の形に見えます(左の写真)。昔、調査があったと聞いていますが、 古墳とは断定されなかったそうです。また、虚空蔵山の上には鏡が埋められているという話も伝わっています。 真偽のほどはさだかではありませんが、古代に思いをはせてみるのもよいかもしれません。


三大虚空蔵尊
 世の中には「三大○○」というものが存在します。その一つとして三大虚空蔵尊というものがあります。 弘仁寺の本尊の虚空蔵菩薩もごくまれにその一つに数えられる事があるようです。三重県明和町・朝熊山金剛證寺 /福島県柳津町・圓蔵寺 /青森県南郷村/宮城県津山町 /千葉県天津小湊町/ 静岡県焼津市・香集寺/岐阜県大垣市・明星輪寺 にある虚空蔵菩薩 なども三大虚空蔵と言われる事があるようで、三大虚空蔵と呼ばれるものは多数存在しています。誰が言い出して誰が決めるのか全くさだかではありませんが、 信仰は各個人の心の問題であるので、分類などはどうでもいいのでは.....と個人的には思います。


お堂の人
 お堂で僧侶の姿を目撃される方がいらっしゃいます。お寺なのであたりまえでは?......... と思われるかもしれませんが、この世の人の事ではありません。もしかすると過去にこの地に いらっしゃった僧侶かもしれません。
 話は変わりますが、本堂の裏の白壁に落書きをしたり (名前まで書いていたりします)、拝観の際に、法具(三鈷杵や独鈷杵)を盗んだりするような人も誠に残念ではありますが 中にはいらっしゃいます。見られていないようでも見られているかもしれません。せめてお寺に来る時くらいは 自分の普段の行いを見直してもらいたいものだと思います(なお、高野山真言宗の三信条は、 「因果必然の道理を信じ、自他のいのちを生かすべし」・「四恩十善の教えを奉じ、人の人たる道を守るべし」 ・「大師の誓願により二世の信心を決定すべし」です)。


常夜灯
 本堂前の階段を降りたところに常夜灯があります(右の写真)。江戸時代に設置されたもので、 『享保』の文字が刻まれています。窓の金属部分は、平成になってから付けました。1945年頃までは、設立当時の金属の型枠 があったそうなのですが、戦後すぐに盗難にあったそうです(戦後の金属不足で金属が高かった時代)。 2007年頃も鉄の値段が上がった時に、電線やポールが盗まれた事件をテレビで何度もみました........おそらく 常夜灯の型枠を盗んだ人も同じ感覚でやったんだろうなと思います。立派な彫り物がある型枠だったそうで、盗難にあった事は、 非常に残念です。
 話は変わりますが、鐘堂の釣鐘は第二次世界大戦中に軍に供出され、軍事工場に運ばれたそうです( 戦後に返還されて今に至っています)。