「黄金ちまき」は、黄金色のひもで結んだ厄除けのちまきで、家内安全・無病息災を虚空蔵菩薩に 祈念した後、授与させていただいております(一連:1300円[2011年度時点])。お守りとして、 家の軒(のき)や大黒柱などに飾してください。
このページでは、「黄金ちまき」ができるまでの過程を紹介します。

材料の柏の葉
(弘仁寺の裏山から集めます)
同左 集めた柏の葉を
陰干しします。
イグサ
(裏庭に植えています)
同左 材料を準備して
整形していきます。

 一連分には、柏の葉 約50枚・小さな団子 10個・イグサを使用します(柏の葉・イグサともに弘仁寺で 取れたものを使用しています)。大量に柏の葉を使用するので、葉を陰干しする倉庫は、一時的に いっぱいになります。整形は、一つ一つ手作業でおこなっています(地域の方・縁者に協力いただいております)。

整形後の「ちまき」 釜で蒸します 蒸した「ちまき」を
乾燥させます。
本堂に「ちまき」を持ち込み、
厄除けを祈念いたします。
「黄金ちまき」完成です。 お守りとして軒先などに
飾してください。
(弘仁寺では玄関に飾しています)

 整形が終わった「ちまき」は、蒸してから乾燥させます。その後、本堂にて本尊の虚空蔵菩薩に厄除けの 祈念をおこなった後、授与させていただいております。

※ 行事当日は、お土産用の食用ちまきも販売しております。
  経堂(庫裏の和室 30畳)をご自由にお使いいただけますので、
  弘仁寺で、どうぞ、ごゆっくりお過ごしださい。